中研特別科自由花①
中研特別科
自由花① 各自の発想に基づいて制作。
今回の実技の時間に指定されたことは特にありませんが、各自テーマを設定して制作するという授業でした。決めたテーマを紙に書いて机上に置いて制作するようにと先生からの指示があったため、私は今回の作品は「小鳥のアスレチック」というテーマを設定して制作しました。
というのも、去年から我が家で文鳥を飼い始めました。文鳥というのはジャワ島やハワイで野鳥として生息しているため、温暖な気候で生きている鳥です。なので、南国調の色合いと花材の雰囲気を意識して取り合わせてみました。
今回かなり細口の花器なので、花留めの工夫をどうしようかと思っていたのですが、先生から伝授していただいた方法で水持ちばっちり、安定して留めることができて、細口の変形花器でも花にあまり無理をさせることなく完成しました。茎に長く白針金を当てて、花器の底に当たった針金によって留まっています。ある程度全体の構成が決まっていればいけやすく、花にも優しい方法です。中で針金同士が絡み合うので、かなりがっちり留まるため、途中で色々変えようとすると難しいのですが。。。
花展などでの見せ方も教えていただきました。この作品をベースにバージョンアップしたものなどをいつか披露できるといいです。
花材
ヤマシダ