いけばなブログ

お勉強の記録です

中研特別科立花①

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中研特別科立花①

木草の縁を意識した直真立花

木物の真 若松真

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三枚大葉のかっこいい使い方。前にくる葉の葉脈と、カーブを合わせるようにする。

イブキはこんなに小さく使うんですか!とついつい聞いてしまいましたが、この場合大葉を含めた胴なので大葉のボリュームにもよりイブキの量は変わったりすると教えていただきました。なんとなく立花入門カリキュラムのイブキの胴だけを考えていたので、作品によって扱い方が異なるということがわかりました。どうしても余裕がなくて役枝ごとの仕上がりにしか気がつかないのですが、全体のバランスをみて役枝の扱い方、ボリューム感見せ方など臨機応変に立てることが大切だと思いました。

 

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流枝は14番ロング焼き針金をUで当てて、ビニールテープで往復。角度は90度に後ろから前へ振る。松葉はすべて寝かせる。

 

花材

真:若松

副:ヒノキ

副下:サツキバイ

見越:サツキバイ

正真・正真あしらい:芍薬

請:なつはぜ

控枝:なつはぜ

流枝:五葉松

請内・胴内・胴脇:芍薬

大葉:琵琶

前置:いぼた

色切り:かなめ

後囲:若松

木留:タマシダ

草留:なでしこ